オフィス清掃を請け負う企業の社員

オフィス清掃会社はたくさんありますが、できることなら、質のいい仕事をしてくれるところに依頼したいもの。

清掃会社を選ぶ際の目安となるのが、利用者からの評判です。こちらでは、オフィス清掃を請け負う企業の社員について見て行きます。

評判が良い清掃業者とは

利用者からの評判がいいオフィス清掃会社の口コミを調べてみると、利用者の関心は、「仕事の質が高い・料金が安い・自社スタッフで清掃を行う・対応が早い・細かい点に気づいてくれる」という5つの項目に集中していました。

どれも基本的なことなのですが、これらすべてで良い評判を得ている清掃会社は多くはありません。

仕事の質が高い

「清掃会社ならどこに頼んでも一緒でしょ」と多くの人が思っているのですが、実はかなりの差があるのです。

その理由は、会社によって、スタッフへの教育体制や研修の質が違うからです。清掃技術はもちろん、清掃に対する責任感までしっかりと教育している清掃会社のスタッフは、丁寧な仕事をすると評判です。

実際に、フロアの隅や洗面台の拭きあがりをチェックしたところ、評判の良い清掃会社が清掃するととても綺麗な仕上がりです。

逆に、教育体制が十分ではない清掃会社は、細かいところまで行き渡っておらず、完璧な仕事とは程遠いでしょう。

オフィスの共用部や応接室などには、社員だけでなく、社外の人も出入りします。そんな箇所の清掃は特に重要で、企業のイメージを左右するといっても過言ではありません。

以上のことから、清掃に対する意識の高い清掃会社を選ぶといいでしょう。

適正な料金と判断できる

仕事内容の質がまったく同じであれば、料金が安い方が良いのは当然です。

清掃料金のほとんどは人件費ですので大幅な値下げは難しいのですが、清掃は継続して行われることが多いので、料金については、見積もりの段階でしっかり確認し、交渉してみましょう。

おすすめの交渉方法は、清掃業務以外の業務を行っている清掃会社(たとえば、清掃と管理の両方を行っているなど)と契約して、総額で交渉すること。

複数の業者と契約するよりも、特定の1社に任せた方が料金の交渉もしやすいですし、清掃以外の事でもお願いしやすくなります。

自社スタッフで作業を行う

清掃会社にも、自社スタッフで清掃を行うところと、下請けに外注しているところがあります。サービスや質の面で優れているのは、もちろん自社スタッフで清掃を行う清掃会社です。

下請けに外注しているところがすべて質が悪いわけではありませんが、元請業者が現場スタッフを管理できる体制ではないため、「ここだけを掃除しろと言われたので」などと、利用者側の要望が通りにくいでしょう。

また、下請けに外注する場合は下請け業者が加わりますので、その分料金が高くなる傾向に。

その点、清掃会社の自社スタッフで清掃を行う場合は、一人ひとりのスタッフの管理が行き届いているので安心です。

対応が早い

見積もりを出してもらったり、トラブルが起こったりした際は、素早い対応ができる点も大事です。

どの清掃会社でも、電話すれば普通はつながりますが、多くは担当者からの折り返しになることが多く、実際に折り返す時間にはかなりの差があります。また、業務連絡が行き届いていない場合は、そもそも折り返しがないことも。

万が一の緊急事態が発生した時のことを考慮し、素早い対応をしてくれる清掃会社との契約をするべきです。

細かい点に気づいてくれる

清掃スタッフに求められるのは、ただ単に掃除するだけではなく、落し物や不審物、設備の異常など、普段は目が届きにくいところの異変にも気付けるという細やかさ。

何か異変があれば、気付いた清掃スタッフがすぐに利用者側に伝えられますし、清掃会社の作業報告書などに異変があったことが記載されていれば、そのスタッフが気配りを持って清掃に当たっているとわかります。

本当に良いスタッフが作成した作業報告書は、定型文の「異常なし」ばかりが羅列しているのではなく、作業中に気付いた点があれば細かく記載されているのです。

まとめ

以上のように、オフィス清掃を請け負う企業の社員について、「仕事の質が高い・料金が安い・自社スタッフで清掃を行う・対応が早い・細かい点に気づいてくれる」ことが大事だとわかります。すべてで良い評判を得ている清掃会社ばかりではありませんので、契約する前にはしっかりと下調べをする必要があります。

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